現代語訳
①【居る】座る ②【居る】(そこに)いる・とどまる ③【居る】(動詞の連用形について)〜ている ④【率る】引き連れる・伴う
【解釈のポイント】
ワ行上一段活用の代表的な語です。「居る」は、立っている状態から「座る」、そこに「とどまる」ことを表します。「率る」は、人を「引き連れる」という意味で、現代語の「率いる」の語源です。
例文
立ちて見、ゐて見、
立って見、座って見、
― 伊勢物語
三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
三寸ほどの人が、たいそうかわいらしくて(そこに)いた。
― 竹取物語
思ひつつ寝ればや人の見えつらむ
恋しく思いながら寝たからあの人が夢に現れたのだろうか(※補助動詞の「ゐる」の例ではなく、和歌ですが、一般的な「〜ている」の例文として)
― 古今和歌集
女を率て、
女を引き連れて、
― 伊勢物語