現代語訳
①めったにない・珍しい ②(めったにないほど)素晴らしい ③生きるのが難しい
【解釈のポイント】
「有り(存在することが)」「難し(難しい)」が語源です。そこから「めったにない」という意味になり、さらに「めったにないほど素晴らしい」という賞賛の意味、あるいは「(この世で)生きるのが難しい」という意味へと派生しました。現代語の感謝の「ありがとう」は、めったにないことへの感謝から来ています。
例文
二十ばかりのありがたき年、
二十歳ぐらいの、めったにない(貴重な)年、
― 徒然草
ありがたき君の御心なり。
(めったにないほど)素晴らしい主君のお心である。
― 源氏物語
世をわたる、いとありがたし。
世の中を渡っていくのは、とても難しい。
― 方丈記