現代語訳
①(下に打消の語を伴って)まったく・少しも(〜ない) ②だいたい・一般に
【解釈のポイント】
後に打消の語を伴って全否定を表す陳述の副詞としてよく用いられます。肯定文で使われる場合は現代語と同じく「だいたい」「おおよそ」という意味になります。
例文
おほかた逢へるものなし。
まったく逢える者がいない。
― 竹取物語
おほかた、振る舞ひていとよし。
だいたい、振る舞いがとてもよい。
― 枕草子
おほかたの人は、皆このやうにのみ思へり。
一般の人は、皆このようにばかり思っている。
― 徒然草