現代語訳
①大声で騒ぐ ②評判になる・うわさされる ③勢いが盛んである・羽振りをきかす
【解釈のポイント】
大声を出して騒ぎ立てるのが本来の意味です。そこから世間において大声で騒がれるということで、「評判になる」「勢いが盛んである」という意味に派生しました。現代語の「相手を非難する(悪口を言う)」という意味で使われることは古文ではほとんどありません。
例文
みな同じく笑ひののしる。
皆同じように大声で笑い騒ぐ。
― 竹取
この世にののしりたまふ光源氏、かかるついでに見たてまつらむ。
世間で評判になっていらっしゃる光源氏を、このような機会に見申し上げよう。
― 源氏
左大臣の御局、いと花やかにののしり給ふ。
左大臣のお部屋は、とても華やかに羽振りをきかせていらっしゃる。
― 大鏡
関連知識・類義語など
・らうがはし(形容詞)(①騒がしい ②乱雑だ・無作法だ)